Q.

 こんばんは。最近こちらのサイトを知ったばかりですが、大変勉強になります。

さて、質問なのですが、 ツインソウルについて江上様の見解を教えてください。

ネットの情報に振り回されストーカー化や 不毛な恋愛の正当化に利用されているのでは ないかと、ふと思いました。

A.

「ソウルメイト」も同じですが、 そのような傾向は大いに見受けられます。

人は、ロマンチックな設定を好むものです。

そして 信じたいものを信じます。

スピリチュアルに限らず、 自分の秘めた欲望を正当化してくれる 権威ある(っぽい)情報をみつけると、 それを正義として振りかざします。

これは、 自我(エゴ)の基本的性質です。

大きなものでは政治的思想から、 服薬について善悪を論じること、

はたまた、 自分の子供のオモチャを 子供の友達に貸させるべきか否かまで、

日常にあふれていることです。

  ツインソウルに話を戻すと、 これは根拠のない 文字通りのファンタジーなので、 そもそも信じる必要がありません。

日本語の本で ツインソウルが特に有名になったのは 事故の時に臨死体験をした 飯島なんとかさん(名前失念)の シリーズかと思いますが、 そうした体験者の言葉は 絶対の真理ではありません。 臨死体験=悟りではないからです。

急には理解できないでしょうが、 ツインソウルのような概念がでてくるのは 話の範囲(コンテキスト)を ごちゃ混ぜにした結果です。

時間軸の範囲内で見る限り 魂は分かれません。

※ コンテキストの混同は 誤解のそもそもの要因として 非常によくあることです。

  ついでに、

関連する、 ソウルメイトに関しては、

これは 概念的なものであり、

人間として生まれた時点で 全員ソウルメイトですし、

同じ地域に生まれた時点で その範囲内でいえば全員ソウルメイトです。

というわけで、 生まれる前から決定されている 運命のパートナー「ツインソウル」 なんてものは、 存在しません。

そもそも、 未来は確定しているものではありません。

なお、

以上すべては 私の個人的想像や屁理屈ではなく、

意識のマップと同様 ガッツリした根拠があって書いたことだと 受け取ってくださるとうれしいです。

  私の経験からの意見としては、

手厳しいですが、

いわゆる 「結婚できない」男女が そういうのにハマっているだけ、

という感覚です。

性への考え方や、 親子関係に深いトラブルを 抱えているのが、 スピリチュアル系あるあるです。

加えて、 根拠の薄い情報に振り回される 自分の姿勢に気づき、 内省したほうが良いです。

なお…

もしツインソウルがあり、 運命のパートナーがそれならば、 短いひとつの人生の中で 70億人の中から一人を見つけ出さねば、 あなたはとても深い幸せな関係を 得られないことになります。

無限の愛である神が そんな無理難題を 人に課すと思いますか?

「スピリチュアル系」 セミナーなんかより、

長年連れ添った 酸いも甘いも経験した 幸せな老夫婦の話のほうが、 よほど役に立つと思います。

あと、 ジョン・グレイなどの、 ロングセラーの恋愛本とかですね。 たいていの本屋に置いてあります。

灯台元暗し、です。