極めて深刻な質問 ↓

自由意志の問題について、江上さんはどう考えていらっしゃいますか?

ラマナ・マハルシやニサルガダッタ・マハラジなどの本を読んでいると、人には自由意志なんて無いんだということが繰り返し説かれています。 現代科学の実験結果も、これを支持する結果があります(リベット実験)。 ホーキンズ博士も『〈わたし〉真実と主観性』のp289あたりのコンテントとコンテクストの話でこれを認めていると思います。

自分としてはこれが真実であると認めるべきと思いますが、そうすると真理探究のしようがないというか、取り付く島がなくなってしまうように思われます。 この辺りについて、ご意見を伺いたいです。

大事な質問ありがとうございます。

かつて、同じ問題で悩み苦しみましたので、 お気持ちお察しいたします。

この問題は、実は単純です。

もっとも広いコンテキスト(議論の範囲)においては 自由意志は存在せず、

すべては【神】という 1つの巨大なカルマによって動く、

風見鶏のようなものにすぎません。

デヴィッド・ホーキンズ博士は Karmic wind-up toy と、よく言っていました。

ラマナやマハラジは、

意識レベル740 つまり、 自らを「個」とはみなさなくなった状態でしたので、

彼らからすると当然、 自由意志などない、という発言になります。

で、

人間が認識できる範囲で (コンテキストで)話すなら、

自由意志は存在します。

これは日常の経験から 明らかなことですね。

ペンを持とうと思ったら ペンを持てる。

これを、自由意志を呼びます。

それだけのことです。

つまり、

前者と後者では 自由意志という言葉の使い方が違っているのです。

コンテキストをまぜこぜにしてしまうと 質問内容のような誤解が生じます。

人間である我々としては、

いま自分ができる範囲において選択し、 進化をしてゆくのです。

理解しがたければ、またメッセージください。

ではまた。